2013年12月27日金曜日

骨格にいろいろなポーズをつけてみているところです.


















アンキロサウルス
Ankylosaurus

























ヴェロキラプトル
Velociraptor













うまく一画面に収まりません.
Pteranodon
















いったんバラバラにした状態.


あれ.イタリックが反映されてない.



2013年12月8日日曜日

ちょっと間のあいた恐竜の子供骨格づくり.

ポーズをつけてみました.





















もとはこちら.




まずは,単体でどこまで動かせるか,カンフー映画のポーズをとってみます.










































いろいろな角度から見ても破綻はありません.





次に,他の動物骨格といっしょにしてみます.




















馬の骨格です.峠越えをする際の様子です.































別角度から見ても大丈夫そうです.



PCスペック的に相当厳しく,なんとかだましだまし表示させています.
データセーブ時にエラーになってしまい,セーブできませんでした.




セレブな方々のワイン会にお邪魔したり,いろいろとバタバタしていたスケジュールがひと段落しました.







丹波竜フェスタ,開催時の除幕式.
午前中から昼にかけて,フォーラムの司会をしていました.人博の三枝さん,北海道のむかわ町立穂別博物館から櫻井さん,福井県立博物館から宮田さんをお呼びして,恐竜発掘最前線というテーマでお話しいただきました.

ここ30~40年ほどで日本国内の恐竜発掘を取り巻く環境は大きく変わってきました.
登壇された方々は,古脊椎の研究者ではあっても,もともと恐竜学者であったわけではありません.
発掘現場近くやその地域に住んでいた方々も,恐竜とは無縁の生活を送ってきたのだと思います.

ここ数年で「恐竜」で学位を取った研究者が増えてきていますし,次のステージはこういった方々が牽引していくのではないでしょうか.


















午後からはいくつかのワークショップが開催されました.こちらは琥珀磨き.岩手県の久慈琥珀博物館から材料を取り寄せたものです.
久慈のことや鉱物のことなどを話しながら,アクセサリー作りをしてもらいました.
作業時間が1時間くらいだと少し短く感じたかもしれません.





































こちらは神戸で行われた分子生物学会の写真.2日に搬入,6日に引き上げでほぼ一週間です.
上二つの写真は,窓にあたって死んだ鳥を発見し,引き取るまでの様子.

引き取り先は出展していたSabrinaの関さん.




















某ニュースに名前が載ってます.産総研のポスドク時代,林原自然科学博物館にOJTでいったときにやってたことが使われたみたいです.



2013年11月16日土曜日


丹波竜フェスタのポスターデータについて,
本家のpdfデータが50Mと大きかったため,
閲覧が難しそうだったので丹波市恐竜課の許可をいただき
こちらに転載します.













こちらはjpgで大きさは1Mです.
明日には本家も修正されているかと思います.

2013年11月7日木曜日

週末の三連休,東京で行われた生きものマーケットと,兵庫の人博のひとはくフェスに行ってきました.






 
 
 



開始1時間後くらいの様子.




















講演の様子.

私は実行委員会のスタッフとして参加しました.
不手際があってご迷惑をおかけしたところもあります.


気づいたことは可能なかぎりフィードバックしていきたいと思います.
今後もし「第二回」があるようでしたら,そこにも活かされるようにしたいです.

生きものマーケット自体はお開きとなりましたが,現在,反省会や今後の方針について話し合っているところです.
話し合いの内容は追って情報が流れると思います.



実は,数名の本職の古生物屋さんも来場されており,コソコソと話をすることができました.続きは年明けに人博で開催される古生物学会かなあという感じです.



















ひとはくフェスの外の様子(あいにくの雨).
いろいろと打ち合わせがてらで顔を出してきました.
ActoWでバイトしていたこともあるトリさんとO野さんも,それぞれのブースでがんばっていました.








2013年10月18日金曜日


前回のステゴサウルスの改造のつづき.











































しっぽを短くして腰の部分を変化させ,後肢で立つ「二足歩行型」にします.
細かいところでは骨端をすこしまるめて,子供っぽくしています.
膝はおそらく真っ直ぐではなかったでしょう.



















恐竜の場合,肋骨は腰のあたりまでありますが,この動物は腰回りも柔軟なため,肋骨は無いか,もしくは退化していると思います.

















背中の板は,バランスを取るのにも役立つようです.





















頭部以外は大体完成です.















頭蓋骨を上のほうに大きくします.
ついでに口先も一気に短くします.













強膜鱗を設定します.

















鎧竜でみつかっている「まぶた」の骨も加えます.












歯のようにみえるのは「くちばし」でしょう.
歯は奥のほうについています.



































おおむね完成です.

2013年10月15日火曜日

10月12日は丹波でワークショップを行いました.


普段おこなっている恐竜復元ではなく,こはくに関するものです.















こはくを磨いて恐竜の歯をつくろう,という内容なのですが,久慈の琥珀博物館関連ということで以前私も発掘調査に参加したことがあり,そのあたりを絡めながらのワークショップです.


こはくのアクセサリー作りについてはそれほど時間がかかるものではないので,アクセサリー製作と水晶探しをセットにしています.


事前に貴石に関する紹介プリントを作り,一定の範囲に水晶などをまきました.初めのうちは「見つからない」と言っていた参加者も,だんだん目が慣れてくると探せるようになります.


ハマるのはむしろ保護者の方々の可能性もあります.

今回は1時間ほどでいったんお開きになりましたが,その後1時間ほど丹波市のスタッフと打ち合わせをして,帰ろうと思ったら,それまでずっと探していた家族もいました.


私自身が知らない貴石もあったので,今後は勉強しなければならないのですが,滞在時間を延ばすにはどうするか,という観点から一考に値するイベントではないかなと思います.

こはく磨きのワークショップ,次回は11月23日の丹波竜フェスタの際に行います.
















こちらはステゴサウルスの骨格.
半年ほど前にStudiocorvoさんが描いた例の二足歩行の幼体について,これをベースに骨格を作ってみようと考えています.












こんな感じで足からはじめました.



2013年10月7日月曜日

2013年10月2日水曜日
















9月末の土日,28,29日と,成安造形大学に顔を出していました.

土曜は日本美術解剖学会の関西大会.

漠然と抱かれていたイメージを実体化させるような話,みたいなのをしました.
現象にせよ化石にせよ,実在化させるために,目の前のものを観察して名前をつける行為は一緒です.



翌日曜は,移動動物園のスケッチ大会.
印象的だったのは,作家陣が皆,ひたすらに描いていたこと.

没頭したら時間を忘れるというのは才能みたいなものかもしれません.



















壁の外から巨人が顔を出してつまみ上げられる恐怖って,
なんとなくわかった気がします.

















以前,取材を受けた峰守ひろかずさんの新刊「絶対城先輩の妖怪学講座 二」が発売されました.
巻末のあとがきにあるように・・・・・・,と,こちらは実際に本を手にとっていただいたほうがいいかもしれません.








2013年9月7日土曜日

8月初めからScluptrisなる3Dソフトをまじめに触りはじめました.














ひと月ほどやってみて,ある程度の数でホネが出来上がりました.

手作業なので学術的な価値はありませんが,
ディスプレイなどには使えるかなという感じです.


遊びとしては,













最初の胴椎を二股にして















双頭のアロサウルスなんかも手軽にできます.

プテラノドンも作ったので,翼パーツも改造に使えそうです.




用途はおいおい考えていこうかなと思います.


いまのところフリーソフトですので,みなさんも試してみてはいかがでしょうか.










 
 
 
 
 





2013年8月19日月曜日


ここしばらく,長居やきしわだ,神戸近辺のみならず,
いろいろなところに出没していました.




京丹後久美浜で,土日2日間のワークショップを開催してきました.
ひとはくのキャラバンの一環ということで,丹波竜メインです.











開催地が古民家ということで,空調がない中,
全員汗だくで行われました.

京都も日本海側だと福井の恐竜博が近いので,
多くの方々が福井を訪れていました.
丹波の名前も売っていかなきゃなりません.

古民家の一室では復元画と丹波竜の尻尾のレプリカが展示されています.


 

ただ,人にしっぽがないので,血道弓,とかいう説明をしても
側面図だけではいまいちピンとこないと思うのですが,
最近手を染めた3Dデータだと,ぐるぐる回しながら立体的に
説明できるので何かと便利でした.





 



特別使い道があるわけではありませんが,
結構面白いのでこれから種類を増やしていこうと思っています.














目の前の久美浜湾から浸水してきているそうです.
数年前から高潮が日常的に起こっているようです.
宿の女将さんによると,原因はわからないとのことでしたが,
このあたりの地形がリアス式海岸だということと関係あるかもしれません.





週末は信州新町の博物館にお邪魔していました.

 














現地のものとしては中新世の海の化石が主体です.
近所でもわりと定期的に脊椎動物化石の発見があるみたいです.













ついでに茶臼山に登って川中島を眺めてきました.
イグアノドン













ティラノドン













ティラノサウルス
 



公園はかなり広く,時代ごとの生き物が原寸大で展示されているそうです.
最奥地にある古生代のディメロンドンというのも見てみたかったのですが,
暑かったので諦めました.
















とても有名な槍.
特別展自体は,現代の刀匠さんたちの作品が主体ですが,
いちばん人だかりができていたのは原画の展示スペースでした.
まあ,こういうところから刀剣ファンが増えればいいのでは,と思います.